昔、ここには有名な××がありました

この巨大ビルは、ある有名な施設の跡地に立つマンションです。

さて、その有名な施設とは何でしょう?

: フジテレビ フジテレビは、1957年(昭和32年)に設立され、1959年(昭和34年)に、ココ新宿区河田町に本社ビルを構えることとなります。

1997年(平成9年)にお台場に移転してしまいますが、フジテレビの黄金時代といえば、この河田町に社屋があった頃なのは確かです。

 

視聴率三冠王

今でこそ、視聴率の絶対王者は日テレということになっていますが、1982年から1993年までの12年間、フジテレビは視聴率三冠王※に輝いていたんです。

※視聴率三冠王とは
ゴールデンタイム(19時-22時)プライムタイム(19時-23時)全日(6時-24時)全てでトップになること

フジテレビの黄金時代は、1981年にオレたちひょうきん族、翌1982年に笑っていいともがスタートし、「楽しくなければテレビじゃない」のキャッチコピーと共に、バラエティーのフジテレビということで一大攻勢に打って出ます。

また、深夜番組にも力を入れ、「カノッサの屈辱」「とぶくすり」「カルトQ」「NIHGT HEAD」など数々の名作を生みだして行きます。

そしてドラマでも、月9という女性視聴者の在宅時間を対象とする新たなコンセプトで作った、「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」「ひとつ屋根の下」「あすなろ白書」などの大人気ドラマを制作。

まさに、「フジテレビじゃなければテレビじゃない」と言ってもいいほどの地位を確率するのです。

 

城下町あけぼの橋

このフジテレビのあった河田町は、今でこそ「若松河田駅」という地下鉄の駅がりますが、当時は、都営新宿線「曙橋駅」のが最寄り駅でした。

この地下鉄の駅を出たところにあるのが「あけぼの橋通り商店街(住吉町商工会) 」。

 

 

当時は、フジテレビ通りという名称で呼ばれ、どの飲食店を覗いても芸能人に会えるとまで言われていたほど、フジテレビ御用達のお店が軒を連ねていました。

「元祖 いちご豆大福」発祥の店大角玉屋のいちご大福が売れたのは、フジテレビが社員の「御持たせ」にしたからだとまで言われたほど。

地方都市ならばともかく、東京という巨大な都市で、ここまで一企業と街とが共栄した例は無いのではないでしょうか。

 

栄枯盛衰は世の習い

華々しくお台場へと移転し、さらなる飛躍を目論んでいたフジテレビも、今では「振り返ればテレ東」と言われるような状況。

あけぼの橋通りも、局の移転直後は閑古鳥が鳴く惨憺たる状況になったそうですが、今では落ち着いた普通の商店街となり、シャッターの閉まっている店も無いようです。

 

年配の方なら、フジテレビへのプレゼントの応募が『新宿区河田町』で届くということで、「いったいどれだけ大きなテレビ局なんだ」と思っていたフジテレビ。

現在は高層マンションとなり、当時のことを伝えるものは何も残っていません。

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