古い本たちはレジェンドのようなものですから大事にしなければいけません。
そして、この日は私の誕生日でもあるんです。
自分の誕生日が古本の日だなんて、神様が私に「古本屋をやりなさい」と言われているのでしょうか。
目次
猫と本に囲まれている暮らしに向かって 今日からスタート
「猫が大好きで本が大好き」という私にとって、猫と本に囲まれて毎日が暮らせる日々は、ひとつの憧れです。
猫本専門店の神保町にゃんこ堂さんや世田谷の三軒茶屋にある三茶キャッツミューブックさんのように、猫の本を専門に揃えた古本屋さんは、店内にいるだけで幸せな気分になります。
私がやりたい本屋さんは、街と猫の本屋さん。
街歩きが大好きな私は、いつも猫がどこかにいないかなと、路地の奥や公園の茂みを覗いています。
そんな、「街角で猫を探すような感じで新しい本と出会える本屋さん」。
そんな本屋さんを作りたいです。
その前に、まずは自分の本棚の整理から
本が大好きですから、毎週大きな本屋さんに行っていますし、古本市が開催されていると聞けば、すぐに飛んで行きます。
そして、たくさんの本を買って帰ってくるんですが、そんな本たち、そのあとはただ本棚に詰め込まれるだけ。
私の部屋は、いつも雑然としたまんま…。
だから、まずは本の整理からスタートします。
積ん読からの脱出方法
買ってきた本を、読まずにただただ積み上げてしまうことを揶揄して積ん読(つんどく)くといいますが、これだと、部屋が雑然としているだけでなく、いざ「あの本を読もう」と思ってもどこにあるのか分かりません。
でも、積んどく自体は意外とおしゃれなレイアウトになることもあるんですよ。
あくまでも、広い部屋でしかできない積ん読整理方法ですが、しっかりと三つのルールを決めておけば、積ん読でも見た目もそれなりで本も探しやすくなります。
ルール決めは、本の整理には必須ですが、これはどんな整理整頓にも応用が効く便利なもの。
決めておくルールは
- ジャンル分けする
- 置く場所(収納場所)を決める
- 積み方(仕舞い方)を極める
この3つです。
1 ジャンル分けする
ジャンル分けすること自体は、普通の整理整頓でもよく行われることですが、ポイントは、ジャンル分けのルールをはっきりさせること。
ありがちな本の分類分けにこだわらず、自分にとって便利なジャンル分けにしてしまうことが大事です。
「 同じ版型の本で分類する」や「表紙の色合いが同じもので分類する」などの方法でもいいんです。
本はそれなりに整理されますし、本を探す時でも、その本の形や色さえ覚えていれば、意外と簡単に見つけることができます。
これは、積ん読だけでなく通常の本棚の整理にも応用できる内容ですから、自分ルールで分類しやすい方法を見つけ出しましょう。
2 置く場所(収納場所)を決める
特に、書斎があって本がすべてそこに収蔵されているというような大読書家の方でなければ、通常は部屋やおうちの中の複数の場所に本はしまわれているはず。
場合によってはトイレにしまっておいてトイレの中でじっくり読むというようなことをやっている方もいるほどですから、 頭を柔軟にして「本が探しやすく取り出しやすい場所」を見つけることが重要です。
3 積み方(仕舞い方)を極める
3番の目の積み方を極めるのは、本棚に応用することは可能なので、しっかり身につけましょう。
大きな書店さんに行けばブックタワーなどが あったりします。
以前、タモリ倶楽部で書店員さんがブックタワーの積み方を競うという企画がありましたが、ブックタワーは、本の扱いの一つのジャンルとも言えるもの。
積み方が個性的で、見て楽しめるような積み方をすれば、たとえ積ん読であってもそれなりに見栄えのする状況を作ることができます。
本棚の欠点
積ん読脱出の三つのルールは、そのまま本棚にも応用できますが、本棚には一つだけ大きな欠点があります。
それが、専用の本棚以外は本の収納スペースに無駄が発生すること。
通常の収納棚やカラーボックスを使うと、大きすぎたり小さすぎたり、変に奥行きがあったりと本棚としての機能として考えるとあと一歩というものがたくさん存在します。
便利アイテムで欠点克服
そんな時に便利なのが、100円ショップで売られている本棚のお助けアイテム。
シンプルなブックスタンド以外にも、本を二段に置くことができたり、奥の方の高さを一段高くしてくれたりと、なかなかのアイデア商品が存在します。
まだまだアイデアで本は整理できる
他にも、特定のジャンルの本のみを「大きな かごに入れて保管しておいたり」、「 引き出しに本をしまったり」などという方法をとっている方もおられます。
本の整理は、しっかりとルールを決めて、そのルールに最適な形の収納アイテムを活用することで、見た目も実用性も飛躍的に向上した「あなただけの書斎」を完成させることができるんです。
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